アラビカ種 アラビカ、ロブスタ、リベリカ・・・早口言葉ではありません。 これらは、コーヒー豆の三大原種と呼ばれているものです。日本で流通している豆は、このうちの「アラビカ種」と「ロブスタ種」 の2種類になります。

水洗式といわれる。コーヒーの実から果肉を除去する為の方法のひとつで、果肉を貯水槽にいれ不純物を浮かせて果肉除去機に掛け分離する方法。主にコロンビアやグァテマラなどの中南米、タンザニア、ケニアなどで行われている。

エチオピアのカッファ地方がコーヒー発祥の地とされています。エチオピアはアフリカ大陸の東、ケニアの北側にあります。 91年までは社会主義国でした。 93年にエリトリアが独立して今は内陸国です。コーヒーの総生産量は、25万t、10万t以上は輸出で、世界取引量の3%に値します。

アラビカ種の原種ともいうべき古い品種。生産性は低く、病気にも弱い。但し、独特な甘味と清涼感、軟らかな触感をもっている。南蛮屋においてコロンビア産の「サン・アグスティン」はティピカ種100%で、特有の甘味と軟らかさをもつ一品である。

乾燥式、またはアンウォッシュドといわれる。コーヒーの実から果肉を除去する為の方法のひとつで、乾燥場に実を広げ、日光に当てて乾燥させて果肉を除去する。作業工程が単純であるが欠点豆、異物が混入しやすい。主にブラジルやエチオピア、イエメンなどで行なわれている。

布製の濾し袋。扱いは非常に面倒で、乾燥させてしまうと残ったコーヒーの脂肪分が酸化して非常に異臭がつくため、きれいな水につけて保存しなければならない。また、煮沸等による熱消毒も必要である。

コーヒーの場合、生豆の格付け条件のひとつとして表示される。生産国により独自に低地から高地までの山の斜面を高さによって分類する。高地産のものは、低地産のものより品質、特に香りと酸味が優れているとされる。

カリタ式での抽出を行う際に、1湯目〜2湯目の間を30秒ほど間をあける。その間、コーヒーの粉が膨れ、コーヒーの粉に濾過槽が出来る。これをするとしないとでは味に大きな差が出る。
→おいしいコーヒーの淹れ方参照。

1つ穴のドリッパーを使うペーパードリップ。1つ穴なので目詰まりしないように中深煎りの豆を抽出するのによい。注湯は一回のみで、途中追加のお湯は注がないため、あらかじめ湯量と粉の量をきっちり正確に量っておくことが必要。
