炭火焙煎珈琲工房 南蛮屋

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平井 誠一郎

社長の平井誠一郎です。
1971年にコーヒー業界に入り、南蛮屋を起こして30数年、この業界では古株となりました。色々なことに流行がありますが、今のコーヒーのあり方は40年程前のコーヒー専門店時代を思い起こさせます。ただ昔と大きく変わったことは、優れた少量生産のコーヒー生豆が容易に入手できるようになったこと。そして昔から変わらないことは、より良いコーヒーを追求し続けていることです。
お客様にもスタッフにも「小さな贅沢を売る店」が より実感できますよう経験を活かして、今少し頑張ってまいります。



2010年06月12日

つりしのぶ

みなさん『つりしのぶ』をご存知ですか?
おそらく見れば「あーなんだこれか」という声が聞こえてきそうです。

夏の風物『つりしのぶ』は、江戸時代、深川周辺の植木屋さんが、出入りのお屋敷へのお中元のしるしとして『しのぶ』と呼ばれるシダ植物を、竹などの芯材に山コケとともに巻き付け、球形やいかだ形にまとめたもので、独特の涼感と風情を醸し出します。

かの小林一茶も句に詠っています。
『水掛けて 夜にしたたる つりしのぶ』

後、疫病、魔厄よけの風鈴を付けそれが日本全国に広まったようです。

つりしのぶ
つりしのぶ


[ つりしのぶ一口メモ ]
つりしのぶは水切れに強いので、四季を問わず少々放っておいても大丈夫です。
ただ過度の加湿には弱いので、土が湿っているのに毎日水掛をしたら根茎が腐ります。
冬以外の季節は日射しの弱い、よしずの内側位の環境が良いです。
冬は風当たりの少ない所に吊って、半日位日光を当てましょう。
経年と共に根がいっぱいになり、根、根茎が老化しながら新しい根茎が出てきます。
その繰り返しで10〜30年も耐え忍び生息する性質を称え『しのぶ』と呼んだそうです。

ちなみに南蛮屋ガーデンでも販売しています。
(¥3,500〜¥10,000)

南蛮屋


 
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