2018年10月29日
“世界珈琲漫遊記シリーズ”第24弾『エルサルバドル 温泉ピーベリー』限定販売
世界にまだまだたくさんある美味しいコーヒーをご紹介する
『世界珈琲漫遊記シリーズ』
第24弾は、温泉水で精製されたユニークなコーヒー!
世界珈琲漫遊記 Lot.24
エルサルバドル 温泉ピーベリー
100g 税込691円(税抜640円) [数量限定]
ミルクチョコレートのような甘いコクと、オレンジのようなフルーティな風味。複雑に絡み合うアロマとフレーバーが、甘い余韻となっていつまでも続きます。
●温泉水で精製されたコーヒー
グァテマラ国境に近いアウアチャパン県のタクバにある「モンテレイ農園」。現地で長年にわたり“長寿の水”として地元の人たちに飲まれ、愛され続けている『温泉水』を利用し、このコーヒー豆は精製されています。
この温泉水に含まれる成分『臭化カリウム』には、コーヒー豆の甘みを引き出す作用があると言われており、温泉水で精製する事により甘みが加わった、面白い風味のコーヒーに仕上がります。
▼南蛮屋 焙煎士&ブレンダー 村松による 味わいの評価
[ 香り ] フローラル、ナッツ、メイプルシロップ、ミルクチョコレート、レーズン、シトリックなど。様々な個性が複雑に絡み合うように広がる華やかな香りは、透き通るような印象。濃厚なアロマと多様なフレーバーが混ざり合う様は、非常にユニークです。
[ 酸味 ] カリフォルニアオレンジのような甘酸っぱくジューシーな酸味が非常に心地よい。優しい余韻の甘味と透き通るような酸の感覚が、キラキラと輝くように全体に広がる。フルーツ感溢れる明るい印象は、余韻となり包み込まれます。
[ 苦味 ] ブラウンシュガーのような、甘味のある優しい苦味が調和し支えています。柔らかな感覚と滑らかな舌触りの中、大きな余韻となって広がっていく。オレンジピールのような甘い苦味の優しさは個性が溢れています。
[ コク ] ミルクチョコレートのような、滑らかで奥行きと深みのあるとても甘いコク。優しい感覚の中、バターのような舌触りが全体のバランスを見事に調和している。余韻として続く甘味は、クリーンな印象の中いつまでも広がり続けていく。
[すっきり]印象的な風味と柔らかなコク
焙煎度合:中煎り
★ピーベリーとは?
コーヒー豆は通常1個の実の中に2個の種子が出来ます。しかし2個出来るはずの種子が1個しか出来ない場合があり、この種子は通常より小さく丸い形状となります。通常の豆を『フラットビーン』(平豆)と呼ぶのに対し、これらは『ピーベリー』(丸豆)と呼ばれ、その希少性から珍重されています。
ピーベリーは、どの産地のどの品種においても3〜5%の割合で必ず見られる普遍的なものです。一般的に“枝の先端に付く”と言われていますが、実際は樹の中でも果実の発育が悪い部分に生じることが多く見られます。発育初期の段階で充分な栄養が行き届かない実の中で、2個有る種子のひとつだけが死に、残りのひとつが果実の中で丸く成長したものがピーベリーとなります。
香味に関しては、栄養が一粒に凝縮されることから、その産地・品種の特徴がフラットビーンに比べ、より強く出るとも言われています。
南蛮屋 全店 & 南蛮屋ネットショップで販売!