社長の平井誠一郎です。
1971年にコーヒー業界に入り、南蛮屋を起こして30数年、この業界では古株となりました。色々なことに流行がありますが、今のコーヒーのあり方は40年程前のコーヒー専門店時代を思い起こさせます。ただ昔と大きく変わったことは、優れた少量生産のコーヒー生豆が容易に入手できるようになったこと。そして昔から変わらないことは、より良いコーヒーを追求し続けていることです。
お客様にもスタッフにも「小さな贅沢を売る店」が より実感できますよう経験を活かして、今少し頑張ってまいります。
2013年11月01日
2013・10/21〜27マンデリン産地視察
久々にマンデリン・トラジャの産地、インドネシアに渡航初体験者3名と共に行って参りました。成田→シンガポール→メダンまで約12時間、メダンより陸路7時間で到着。
こちらは北スマトラ州リントン地区のワハナ農園ゲート前です。
(ちなみに写真のオートバイで来たわけではありません)
総面積480ヘクタール(48キロ四方)の広大な農園(一部ジャングル)のシェイドツリーにはパパイヤもあります。
この時期は雨季で、午後から毎日ビー玉の様な雨がタタキつけるように降ります。
そのためか開花した花の多くが落ちてしまい、幸運な花だけがついています。
収穫は女性の仕事、約60,000ルピア(¥600)を得る為に朝から夕方までもくもくと赤い実だけを摘んでいます。ご苦労様です。(因みに同国の平均月収は約¥18,000)
ジャングルを開拓した同園には、あのイタチ(正式にはマレージャコウネコ)の糞から集めた、世界一高価なコーヒー『コピ・ルアク』も収穫されている。
以前来た時「次は是非トバ湖で1日のんびり」したいと思っていたので今回実践しました。
雨季のせいか以前より透明度が落ちていましたが、相変わらず美しい風景で贅沢堪能。
湖畔ホテルのスイートルーム1泊¥6,000は高いのか安いのか?
キレイですね〜風景が。モチロン私は一人部屋です。
初体験の同行3名は良い経験になったと思います。
コーヒーの種子から製品になるまでが実感できたのだから。
いろんな人が汗水流し、手間ひまかけたコーヒーだから、最高の仕上げと最高の接客でそれに答えたいと思います。