取締役営業部長の松野秀実です。
南蛮屋各店の支援及び卸販売の営業、企画マーケティング等を主な仕事としています。その他、人事管理・経理・総務・通信管理・機械メンテナンス・ちょっとした大工仕事等々。肩書は営業部ですが、職務は幅広く担当しており、南蛮屋のお店を裏から支えています。
2013年04月28日
古き良きコーヒーミル
お客様からコーヒーミルを点検して欲しいと依頼がありました。
何でもお父様の遺品で、亡くなってからしばらく使っていないので、
問題なく使えるのか見て欲しいと言う依頼でした。
お預かりした所、今まで目にした事がないコーヒーミル。
調べて見ると、扶桑軽合金株式会社と言う会社のもので、
1970年代に作られていたとの事でした。
40年は経とうかという代物ですが、板の部分に若干の反りがあるものの、
何の問題もなく粉砕できるし、しかも切れ味も抜群に良い。
挽いている時の感触が「サクサク」と言う感じで非常に心地が良い。
コーヒーミルには挽きやすいミルと挽きにくいミルがありますが、
これは間違いなく挽きやすいミルです。
お客様には、「何の問題もないどころか、すばらしいミルですよ」とお伝えした所、
大変喜ばれ、「父の思い出でもあるので大事に使う」とおっしゃって頂けました。
良いミルは、挽きやすい。
そして長持ち。
40年も前に、こんな国産の良いコーヒーミルがあったんですね。