コーヒー生産管理部の村松です。
コーヒー豆の焙煎、生豆及び焙煎豆の品質管理、その他コーヒー商品全般の商品管理を担当をしております。
南蛮屋がお届けするコーヒーが皆様の生活の一部となり、ホッと幸せを感じるその瞬間の傍らにそっと居てくれていたら、こんなにも嬉しく、こんなにも贅沢な瞬間はありません。誇りと責任をもちまして、これからも皆様に幸せを提供させて頂く事を約束致します。
2010年05月26日
『パナマ エスメラルダ農園 ゲイシャ種』落札。
『パナマ エスメラルダ農園 ゲイシャ種』・・・。
今年も、この世界的名声を得たコーヒーを奪い合うオークションの季節がやって参りました。
早速ですが、オークション前日に行われた、
出展ロット全てを確認するためのカッピング会に参加。
オークション事前に全7ロットの香味をチェックして参りました。
・・・素晴らしいの一言。
昨年のロットに比べ、全体的にやや線の細さは感じたものの、
それでも『エスメラルダ農園 ゲイシャ種』にしかない強烈な柑橘系フレーバーには感嘆・・・。
フローラル、オレンジ、アップル、ジャスミン、シトラス、蜂蜜・・・。
複雑に絡み合う様々な香味が次々と襲いかかるその様は、
コーヒーという飲み物の持つ無限なまでの可能性を感じます。
本年出展全7ロットの中でも、やはり注目はエスメラルダ農園の『マリオ』というエリアのもの。
かつて数々のコンペティションを制してきたゲイシャ種は、このエリアで生産されてきました。
昨年南蛮屋において販売したものも、この『マリオ』エリアで4月に収穫されたものでした。
もちろんカッピングはブラインドで行うので、事前にはどのロットがこのエリアのものか分からないのですが、ハイレベルな中でもひとつだけ、全てにおいて抜けているロットがありました。
Lot No. ES-1『Mario Carnabal』
と名付けられたそのロットは、やはり『マリオ』エリアで2月に収穫されとロット。
もうこれしかない・・・。
今年はこれで行きます。
落札価格はびっくりするぐらいに跳ね上がりましたが、
どうしても香味の飛び抜けたこのロットを皆様にお届けしたい・・・
その一心で、何とか無事落札出来ました。
しかも昨年より増量。
8月入港予定です。
販売は8月下旬予定。
本当に・・・
本当に待ち遠しい・・・。
ご期待下さい。
今年は、もうこのロットで勝負します。