炭火焙煎珈琲工房 南蛮屋

昨年の全国の百貨店売上高は連続してマイナスを記録し、今年も引続き閉鎖する店舗の知らせ等明るい話題が無く、また小売業界では格安ジーンズや牛丼の値下げなど、「デフレ対応型ビジネス」が最近目立ちます。
そんな中、日々利用しているコンビニでもカーシェアリング(一台の乗用車を客が共同利用)を展開するとのことで・・・
まぁ私生活において今のところ関わりはないのだが、何を目的にそれを行なうのか気になり、と言っても一般的な情報に過ぎませんが、たばこ自販機用成人認証カード「タスポ」導入でたばこをコンビニで買う人が増えたものの、その効果も薄れて客の「ついでに買い物」も急減のようだ。
そこで普段コンビニ利用が少ない主婦層の掘り起こしを期待し、買い物や子供の塾、習い事の送迎に便利なカーシェアリングを用いて呼び込む。さらに必要とされるキッチン用品などの品揃え、ドラッグストアとの提携を進めるなど新たな店舗形態の模索を始めているようだ。
また太陽光発電の設備や電気自動車の充電器などを置いた環境配慮型店舗が都内にまもなくオープンとのこと。
たとえ開発は外部と言えども、それを上手く活用して一つの商品へ導くことができ、言わばごく平凡な物だけでなく新たな発想で便利さと必要性を求め、顧客ニーズに応える多機能店を目指しているからこそ成り立っているのだと・・・
まるで感想文のようになりましたが、改めていくつもの障害があるからこそ何かが生まれるものだとふと感じた時間でした。