炭火焙煎珈琲工房 南蛮屋

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平井 誠一郎

社長の平井誠一郎です。
1971年にコーヒー業界に入り、南蛮屋を起こして30数年、この業界では古株となりました。色々なことに流行がありますが、今のコーヒーのあり方は40年程前のコーヒー専門店時代を思い起こさせます。ただ昔と大きく変わったことは、優れた少量生産のコーヒー生豆が容易に入手できるようになったこと。そして昔から変わらないことは、より良いコーヒーを追求し続けていることです。
お客様にもスタッフにも「小さな贅沢を売る店」が より実感できますよう経験を活かして、今少し頑張ってまいります。



2008年01月18日

インドネシア産地視察 こぼれ話:3 最終回〜バリ島の巻

新年あけましておめでとうございます。
正月恒例の「福銭」は頂きましたでしょうか?
年末に鎌倉の銭洗い弁天で五円玉を洗うのも、かれこれ20回を超えました。
おかげさまで毎年洗う五円玉の量も減ることなく増える一方で、お客様に感謝をこめて、利益がありますよう、念入りにゴシゴシ洗ってまいりました。
今年もらっていない方は、来年は早めに最寄の南蛮屋に行ってもらってください。

鎌倉の銭洗い弁天

銭洗い弁天で洗った五円玉

さて、本題のインドネシア産地視察こぼれ話ですが、今回が最終回。バリコーヒーの産地です。
日本人(特に女性)に人気のあるリゾートの島なだけあり、空気も周りの景色も人間も、スマトラ島とは明らかにちがいます。

スマトラ島とは明らかにちがう雰囲気のバリ島


ここまでかなりタイトなスケジュールでしたので、明日は予定なしの休息日を当初から設けていました。ホテルはちょっと贅沢をしてビラリゾートです。

バリ島のホテル『ビラリゾート』


部屋でくつろいた後、プールで一泳ぎ。
ローソクのともるデッキで飲むビンタンビールは格別です。
時折、闇の中から聞こえる「トッケー・トッケー・トッケー」声?音?
ウェイターに聞いたら『トッケイ』と言うオオヤモリらしい。
一目その姿を見たく、鳴き声を頼りに闇夜のガーデンに足を忍ばせたが、姿見えず。
どうやら樹上か屋根の上に居るようです。

トッケイヤモリの鳴くホテルで記念撮影


快晴の翌日、同行の商社マン2名と共に、街に繰り出そうと隣の娘の部屋に行ったところ、
何と娘は高熱と腹痛でダウン。
ホテルで氷をもらい、ビニール袋と荷造りひもを使って急場しのぎの氷嚢で頭を冷やす。
旅なれた同行商社マン氏より頂いた、関西の某お寺に代々伝わる胃腸の秘薬を飲ませ「何かあったらケータイに電話して」とオジサン3人で街に出たのであります。

バリ島の街


まだ記憶に新しい2002年10月、バリの繁華街で起きた『ディスコ爆弾テロ事件』。
200人以上が犠牲になり、新婚の邦人二人も・・・永久モニュメントとなったディスコの跡地。

バリの繁華街で起きた『ディスコ爆弾テロ事件』跡地


夕刻、ホテルに戻り娘の看病(よく熱をだした、子供の頃を思い出す)。
真冬の日本との25度の温度差や、睡眠不足と過密なスケジュールは、小柄な娘にはこたえたようです。看病の甲斐あって(私はほとんどソファで寝ていたようですが…)回復の兆しが見えてホット一安心。
明日は最終視察地バリコーヒーの産地「キンタマーニ高原」に。
(視察内容はこちらのインドネシアレポートをご覧下さい)

無事、最後の産地視察も終え、夕刻からはバリ島名物?「ケチャ・ダンス」を観に、娘と二人で断崖絶壁に建つ寺院に向かい見物(夕焼けの中、幻想的な風景)。

バリ島名物「ケチャ・ダンス」


ダンサーのお姉さんと娘の記念写真。
抜群のシャッターチャンス、大変よく撮れました。

「ケチャ・ダンス」のダンサー2人と記念撮影


帰国後、2ヶ月近く経ち、「あれもこれもやっておけばよかった。あそこへも行っておけばよかった。」と思う今日この頃です。

今年の視察予定は南蛮屋の主力コーヒーの一つ、コロンビアへ行こうかと考えております。
ただ数年前よりコーヒー産地の山間部地方には、外務省発表の『渡航危険度カテゴリー』全5段階のうちの『4:渡航の延期を勧めます』が定められています。
治安の回復を望みつつ、くれぐれも迷惑を掛けないよう行ってくる予定です。

南蛮屋


 
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