炭火焙煎珈琲工房 南蛮屋

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村松 靖己

コーヒー生産管理部の村松です。
コーヒー豆の焙煎、生豆及び焙煎豆の品質管理、その他コーヒー商品全般の商品管理を担当をしております。
南蛮屋がお届けするコーヒーが皆様の生活の一部となり、ホッと幸せを感じるその瞬間の傍らにそっと居てくれていたら、こんなにも嬉しく、こんなにも贅沢な瞬間はありません。誇りと責任をもちまして、これからも皆様に幸せを提供させて頂く事を約束致します。



2007年10月23日

07’夏のオモヒデ・・・。(後編)

〜 前回のあらすじ 〜
夏の思い出作りに、信州は白樺湖畔へとやってきた村松家。
宿自慢の温泉に大興奮もつかの間、ふと気が付くと
「あれ、ふーと君(四男坊:2歳)がいない!」
男子全員で探すはめに・・・。
果たして暴れん坊ふーと君の運命は!?


〜 本文 〜
「よし、全員で探すんだ!」
ふーと君を探しにパパチームと長男チームのふたてに分かれた村松家男子。

ロビー、キッズルーム、ゲームコーナー、カラオケルーム・・・

大浴場が一階にあることを考えると彼が一人で行けそうな所は限られているのだが、
果たしてどこをどう探しても見つからない・・・。
「これはこまった・・・。」

「ぱぱぶーぶじゃない?・・・」
ぼそっと一言、ゆーひ君(三男坊:4歳)が唐突にモノ申す。
”ぱぱぶーぶ” とは直訳すれば ”パパの運転する大事な大事な村松家保有の自動車” のことで、
つまり信州山奥の夜、真っ暗な駐車場の奥に止めてあるマイカーまで
彼は一人で歩いていったのではないかという兄としての直感。

「まさかぁ、あんなとこまで一人で行けるかぁ?」
ゆーひ君以外そりゃ無理だよなんて全員思ったのだが、
「ぼくがみてくるよ!」
なんて走り出しちゃったからこれはもう行くしかない。

すると・・・、

いた、いた! いるではないか。
な、なんと真っ暗闇の駐車場で車に向かってひとりでキャッキャ言いながら飛び跳ねているふーと君を発見。
え〜っ!!
こ、こんな真っ暗闇を彼はひとりでここまで走ってきたのか・・・。
思わず抱きしめる父。
うわっ、
私のココロは色んな恐怖に支配される。

・・・無事でよかったぁ。

またしても弟の窮地を救った兄ゆーひ君。
ね、いたでしょぉなんて自慢げな顔にみんなから祝福のパンチ。
すごいぞ!きみの一言がなかったらホントやばかった。

男子チームみんな感動に包まれながらエレベーターへ。
よし、ママに報告だ!

勢いよく部屋のドアを開けるとそこには爆睡の妻。
そこへ思いっきり飛び乗る暴れん坊ふーと君。

おいおい・・・。

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