炭火焙煎珈琲工房 南蛮屋

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鶴間 麗子

こんにちは鶴間麗子です。
主に本部で商品企画、開発と販促の仕事を担当しています。2016年より本格的に展示会に足を運び、南蛮屋全店で販売するPB、OEMをはじめお菓子や食品を企画、開拓しています。『南蛮屋で買えば間違いない』と、お客様に満足して喜んでいただけるような商品を常に探していきたいと思います。
もちろん、食品やコーヒー豆のPOPの作成や、ギフトカタログの企画なども引き続き担当しております。POPや、ギフトカタログの構成を少し変更しただけで売れ行きが変わってくるので、毎シーズン、毎度、毎日、発見と勉強です!頑張ります。



2006年12月30日

武士の一分

2006年もあと2日・・・。
観てきました!『武士の一分』2006年ラストの映画鑑賞。
観客の年齢層が高かったですね。(笑)
両親がどうしても観たいと言うので付き合うことに・・・。
原作『盲目剣燕返し』を読んでいたので、ほんの数十ページの短編がどのようになっているか楽しみに見ました。

が、正直『小説に忠実すぎてつまらない上に、肝心な部分は抜けている』と思ったのは私だけ?
まず映画を見ているという楽しみが無い。
せっかく映画なのだから映画でしか表現できない映像とかあってもいいのに・・・舞台を見ているような「絵」が続く。ただただ時系列に出来事が起こるだけ。

そして原作に忠実なようで面白いところが全然描かれていないのもとても不満でした。
単なる愛する妻の仇を打つ話になっていた。
確かに大方のあらすじは間違っていないけど、これはそんな話じゃないと思うんですよね。

目が見えず、心弱いゆえに疑心暗鬼になってしまった夫の主観「不貞な妻」で物語りが進み、「夫のために身を犠牲にしていた妻」(客観)という事実の開示によってこの主人公(剣客)は自分の心の弱さを悟り・・・・・・という話では?

うーん。藤沢周平のファンはこの映画どう思ってるのかな。
原作と映画の関係って微妙ですね。原作よりイイ映画って少ないし。脚色ってほんと難しいんでしょうね。

それにしても『一分』て、最近聞かない言葉だなーと思いませんか。絶対『いっぷん』って読んだ人いるはず。
『一分(いちぶん)』って“面目”という意味だから、『武士の面目』ってことになるけど・・・・どうなのそれって。あんまり良いタイトルではないなぁ・・・。

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