社長の平井誠一郎です。
1971年にコーヒー業界に入り、南蛮屋を起こして30数年、この業界では古株となりました。色々なことに流行がありますが、今のコーヒーのあり方は40年程前のコーヒー専門店時代を思い起こさせます。ただ昔と大きく変わったことは、優れた少量生産のコーヒー生豆が容易に入手できるようになったこと。そして昔から変わらないことは、より良いコーヒーを追求し続けていることです。
お客様にもスタッフにも「小さな贅沢を売る店」が より実感できますよう経験を活かして、今少し頑張ってまいります。
2014年09月03日
渓流釣りはおもしろい
ここ数年、渓流釣りにはまっています。
山深い渓流のさかなは山女(ヤマメ)と岩魚(イワナ)どちらも警戒心が強く魚釣りと言うよりは食料がほしい賢い魚と、その魚がほしい人間との知恵比べ。
釣果を得るには先ず誰よりも先に渓流に入ることが必須。渓流魚は人間が一旦川に入ったら半日は石の下にじっとして隠れ出てこないのです。
明け方近くの林道は、活発に活動する鹿や狸に遭遇することがあります。
多分兄弟、しばらく車の前にいました。
渓流釣りには昔から「先行者を追い越さない」というルールがありますが、それを無視して「頭はじき」と言う反則行を行い先回りする不届きな釣り人もいます。そんな不愉快な思いをしたくない私は水量を見ながらできるだけ奥へ奥へと時には山道を10k近く歩くことも、そして不通なら諦める様な危険で入りづらい絶好ポイントへロープとカラビナを使い岩場下りや沢登もします。
今年は雪どけ水や雨も多く激流ですがポイントも多いです。
ここに30cm超えの主がいます!
釣り道具類と装備品。
山深い渓流はクマのテリトリー、絶対勝てないのでクマに音で人間の存在を知らせる鈴と、万が一合ってしまった場合のとうがらし激スプレーは必ず携行します。それと忘れてならないのが「毒抜き器」(中央の白い袋に入っています)ヘビやハチ等の毒を吸引し出します。
夏場は泳ぐ覚悟で濡れてもよい服装で。(たまに泳ぎます)またこの時期は春先の生えさから疑似餌のルアーや毛ばりが主流となります。(よく釣れる形状や色はヒミツです)
これが一番釣れる疑似餌ルアー(ぼかしてます)。
この日の釣果は20cm超えのイワナとヤマメ各2匹、他に小さめで即リリースした5匹の計9匹。3時起きの努力の結果です。
いたまない内に背開きにして天日乾燥、一塩焼きで今晩の酒の肴です。
お〜と! 岩の上で昼食中に恐れもせず馴れ馴れしく現れた巨大ヒキガエル君!
しばしこのポーズ。慌てもせず恐れもせず風格あるカエル殿。
「オマエ サカナツリ ソンナニオモシロイカ?」・・・と、聞いているようです。
『極上にキレイな水と空気、手付かずの自然が生み出す見事な配列と景観。毎回ちがう発見や体験、たとえ釣果なしでも十分に満足満喫ですよ。』