炭火焙煎珈琲工房 南蛮屋

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平井 さとみ

ウェブサイトの構築、デザインを担当している平井さとみです。
主に南蛮屋のホームページやネットショップなどのページを作成しています。またギフトカタログなどの冊子やドリップパック等の一部のパッケージデザインも担当しております。
視覚的な面からも南蛮屋の魅力をお伝えできるよう頑張ってまいります。どうぞ宜しくお願い致します。



2014年08月09日

南蛮屋の夏のギフトカタログ表紙の制作秘話

店頭にて配布中の南蛮屋の2014年の夏のギフトカタログ、
もうご覧になられましたでしょうか?
こちらが表紙のカタログです。私がデザインを担当しております。

南蛮屋の2014年の夏のギフトカタログ

青空に浮かぶ涼しげなアイスコーヒーのグラス。
リボンを巻いて、この美味しい時をそのままあの人に贈ろう…
そんな気持ちを込めて作成した表紙です。

お気づきになられた方も多いと思いますが、
この写真は、空もアイスコーヒーグラスも、リボンもすべて別々の写真で、
それらを合成したものです。

タネあかしをしてみましょう。
こちらが素材となった写真です。


空

まずは空の写真。とても天気の良い日、飛行機が4機飛んでいたのを撮ったものです。
(南蛮屋の本部の近くには米軍の基地があるので)
真ん中あたりに小さくですが飛行機が写っています(使う際は消してしまいましたが…)。


アイスコーヒーグラス

そしてメインのアイスコーヒーの入ったグラスです。
こちらは切り抜いて空の上に乗せるため、白い背景で撮影しています。
涼しげに見える水滴は、実は霧吹きで水を吹き付けて作ったもの。
(待てば水滴はできますが、時間短縮のため・・・)
グラスの後ろに少し写り込んでいるものは何か?実はLEDライトです。
使っているコーヒーはもちろん南蛮屋の純生・炭焼きリキッドアイス珈琲で、美味しいのは間違いないのですが、普通に撮ると真っ黒の透明感の無い液体に見えてしまいます。
後ろ側からライトを当てる事によって、氷の透明感が出て美味しそうに見えるんですね。


リボン

リボン帯

最後にグラスを巻いているリボン。
実際にグラスに巻こうとするとなかなか奇麗には行かないものです。
なので、リボンと帯を別々で撮影し、後から巻き付けたように加工しています。
帯は3D加工したものを合成しました。
カタログ表紙のリボンは青色ですが、元になった実物は赤色。
使う際に色味を変える加工をしています。


これらをPhotoshopで合成・・・
出来上がった表紙をもう一度。

南蛮屋の2014年の夏のギフトカタログ


前回の冬のギフトカタログの表紙のリボンが巻かれたマグカップも同様に合成して作りました。
マグカップにプリントされたように見える南蛮屋のロゴも合成によるものです。

何だか夢を壊すようなタネあかしをしてしまいましたが、
美味しいものを美味しそうに、美しいものを美しく見せるためには、
ある程度の“魔法”も必要なんですね。
美味しそうな料理の写真を撮る時には、プロの方は様々なワザを使うようです。
お味噌汁は時間が経つと具が沈んでしまいますが、撮影中沈ませないために塩を沢山入れて塩分濃度を高めて浮かせるそうですよ。

南蛮屋のコーヒーの美味しさを伝えられるような絵づくりをこれからも頑張ります。
さて、そろそろ冬のギフトカタログの表紙を考えなくては・・・!


南蛮屋の夏のコーヒーギフトは9月末日まで販売中です。
夏のご挨拶にぜひご利用くださいませ!

南蛮屋


 
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