コーヒー生産管理部の村松です。
コーヒー豆の焙煎、生豆及び焙煎豆の品質管理、その他コーヒー商品全般の商品管理を担当をしております。
南蛮屋がお届けするコーヒーが皆様の生活の一部となり、ホッと幸せを感じるその瞬間の傍らにそっと居てくれていたら、こんなにも嬉しく、こんなにも贅沢な瞬間はありません。誇りと責任をもちまして、これからも皆様に幸せを提供させて頂く事を約束致します。
2013年04月23日
『ブラジル アマレロ ブルボン』販売開始
ついに、『ブラジル アマレロ ブルボン』の販売が開始となりました。
思い起こせば、それは2008年・・・。
ブラジル視察の際に出逢った生産者団体、『カルモコーヒーズ』。
その『カルモコーヒーズ』にオリジナルのアマレロブルボン種を依頼。
南蛮屋らしい、重量感溢れるオリジナルのコーヒーが完成しました。
『カルモコーヒーズ』のジャッケス氏とはその後も交流を深めて参りましたが、ようやくその天塩に掛けられたコーヒー豆を皆様にご紹介出来る運びとなったことは、本当に嬉しい限りです。
ブラジルはミナスジェライス州、カルモデミナス。
マンティケイラ山脈の麓に位置するこの小さな街は、今や国内品評会の上位を独占するコーヒー産地です。
その突出した個性溢れる香味は、世界中のバイヤー達を虜にしております。
その評価の高さから、カルモデミナスのコーヒーだけのオークションも昨年より開催され始めました。
山の急斜面にコーヒーの木々が植えられている様は、まさに圧巻。
ブラジルでは稀なその標高の高さからなる昼夜の寒暖差が、圧倒的な甘味を産み出し、個性的な風味を創り出します。
実際に昼間は半袖で軽く汗ばむ陽気なのですが、夜ともなれば長袖のシャツでは少し肌寒く感じるほどの気温変化。
街にあるイタリアンレストランでパスタを食べたのですが、標高が高いため沸点が低くノビノビに茹で上がったあのパスタの味は忘れられません。
『カルモコーヒーズ』は、カルモデミナス地区にある12の農園からなる生産者団体。
100年以上の伝統ある農園もいまや農園主は3代目ともなり、私と同年代の彼らが世界を相手に日々努力している姿をこの目で間近に見て参りました。
負けてられません・・・。
今後は、収穫されたロットの中から南蛮屋の求める香味をもつ「アマレロブルボン種」を吟味し、契約していきます。
彼らの情熱と、南蛮屋の情熱が創り上げた、オリジナルのコーヒー。
是非、ご賞味下さい。
ブラジル アマレロ ブルボン
100g 600円(税込)