社長の平井誠一郎です。
1971年にコーヒー業界に入り、南蛮屋を起こして30数年、この業界では古株となりました。色々なことに流行がありますが、今のコーヒーのあり方は40年程前のコーヒー専門店時代を思い起こさせます。ただ昔と大きく変わったことは、優れた少量生産のコーヒー生豆が容易に入手できるようになったこと。そして昔から変わらないことは、より良いコーヒーを追求し続けていることです。
お客様にもスタッフにも「小さな贅沢を売る店」が より実感できますよう経験を活かして、今少し頑張ってまいります。
2012年02月01日
会長の新商品開発記『ラスク編』
南蛮屋の商品開発には私が責任者として携わっています。
南蛮屋のポリシー『小さな贅沢を売る店』に相応しい、そして何より安心・安全を基に、そして個人の好みに偏らないよう日々味見吟味に励んでいます。
コーヒーと相性のよいラスクは以前から多くのサンプルを取り寄せ検討していましたが、納得できるものがなく半ばあきらめていた商品でした。
世の大体のものは原料や手間に糸目をつけなければ良品はできるのですが、問題はお客様が再びリピート買いしてくれる品質とその価格(対価)これが最大の難関です。
昨年の夏の終わりに南蛮屋ガーデンの女性パティシエ石川君が「自作ラスクを作りました」とサンプルを届けてくれたのが『完璧ラスク』の始まりでした。
口にした瞬間これは文句なしの良品、そのレシピを基に原価をだすと自家製ならいける。
ならば自社ベーカリーで製品化できないか、季節のパウンド作りで手一杯の小名木チーフに機材と人員の増強を約束しラスクの製造を開始しました。
原料に北海道産のバターや沖縄の島ざらめを使った製品サンプルが焼きあがり、試食した第一声が「完璧」。さすが我社の誇る腕利きパティシエ!!
その第一声「完璧」がそのまま商品名になり『完璧ラスク』の完成です。
[南蛮屋ベーカリー]完璧ラスク
・バターシュガー 368円(税込)
・チョコレートバター 368円(税込)