ウェブサイトの構築、デザインを担当している平井さとみです。
主に南蛮屋のホームページやネットショップなどのページを作成しています。またギフトカタログなどの冊子やドリップパック等の一部のパッケージデザインも担当しております。
視覚的な面からも南蛮屋の魅力をお伝えできるよう頑張ってまいります。どうぞ宜しくお願い致します。
2010年10月15日
RORSCHACH
先日頂いた、ある演劇作品のフライヤー。
この2枚の写真は同じフライヤーを撮ったもの。
光の当て方で見え方が変わってくる不思議な印刷がされています。
普通に見ただけでは、かなり薄い印刷がされているほぼ白い紙に見えるのですが、
光に当てると印刷が透けるように見えてきます。
この印刷方法はおそらく、2枚の紙に別々に印刷したものを、
それぞれ印刷面を内側にして張り合わせる加工をしているのではないかと思われます。
光に当てる事によって中に閉じ込められた印刷が透けて見えるんですね。
「なぜそんな事を…」
答えはその演劇作品を観たら分かりました。
演劇の世界観を反映したものになっています。
「フライヤーなのに読めなくていいの?」
宣伝用に無差別に配布するものではなく、
観劇した人だけしか手に入れる事ができない貴重なものです。
もはや『演劇作品の一部』とも言えるフライヤー。
小林賢太郎演劇作品『ロールシャッハ』は、フライヤーも含めて傑作です。