取締役営業部長の松野秀実です。
南蛮屋各店の支援及び卸販売の営業、企画マーケティング等を主な仕事としています。その他、人事管理・経理・総務・通信管理・機械メンテナンス・ちょっとした大工仕事等々。肩書は営業部ですが、職務は幅広く担当しており、南蛮屋のお店を裏から支えています。
2009年03月28日
ちょっと感激
先日、ビデオカメラで撮った映像をパソコンで処理する際に、わからないところがあったのでメーカーのサービスセンターに電話した時の事。
最初に電話したときには、自分の質問した内容に詳しい担当者が、他のお客様の対応をしていて、終わるのに30分くらいにかかるとの事で、折り返し電話を貰う事になりました。
すると30分後に電話がかかって来ました。
「恐れ入ります。担当の手が空くのにもう少しかかりそうなので、今しばらくお待ち願えますか」との事。
こちらも急いでいるわけでもなかったので、「良いですよ」と答えたのですが、この対応はとても印象がいいものでした。約束の時間に遅れそうと見るや、早速遅れる旨を伝えてくれたのは、自分は忘れられていないと言う安心感を受けます。
そしてさらに10分位してからでしょうか、担当の女性から電話が来ました。
どうでも良いのですが、声の感じから24〜25才くらいの可愛い女性と勝手に判断しました。
こちらの困りごとを伝えると、順序良く丁寧に教えてくれ、こちらも実際に作業しながら、やり方を教えていただきました。内容的には、ダウンロードなどの作業もあり、少々時間のかかるものでしたが、ある程度教えてもらったところで後はなんとなくわかりそうでした。
私:
「わかりましたあとは何とかなりそうです」
担当者:
「そうですか。もしお客様がよろしければ、この時間はもう他にお電話がかかって来ませんし、せっかくですから作業が完了する最後まで、このままご案内させて下さい。」
確かに時間は既にサービス対応時間の5時をとっくに過ぎていました。
私:
「もうそろそろ終業時間ではないのですか?」
担当者:
「いえ気になさらないで下さい。それよりお客様がやりたい作業をちゃんとできるか心配ですから」
私:
「では宜しくお願いします。」
そんなこんなですべてやりたい作業が終わるまでその後15分くらいかかったでしょうか。こちらの作業が完了するのを確認して、やり取りは終了しました。
すばらしい!
若い担当者の対応は、終始穏やかでわかりやすく、言葉遣いはしっかりしていながらもマニュアルどおりの一辺倒ではなく、安心感を持たしてくれて、ちょっと良い気分になりました。
同時に企業イメージも私の中で大きくアップしました。
電話対応は、口調やトーン、そして何よりもお客様の気持ちを読み取って要望にこたえる、顔が見えないだけに的確な対応力が問われる仕事です。
今回は、見事に満足させてもらえる内容でしたし、次回もこのメーカーで買おうかな、と思わせてしまうやり取りでした。