炭火焙煎珈琲工房 南蛮屋

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平井 さとみ

ウェブサイトの構築、デザインを担当している平井さとみです。
主に南蛮屋のホームページやネットショップなどのページを作成しています。またギフトカタログなどの冊子やドリップパック等の一部のパッケージデザインも担当しております。
視覚的な面からも南蛮屋の魅力をお伝えできるよう頑張ってまいります。どうぞ宜しくお願い致します。



2007年12月25日

裏 〜インドネシア産地視察レポート〜 Part.1

先日、南蛮屋 代表取締役会長[平井 誠一郎(私の父)]に同行して、
インドネシア産 マンデリン&バリコーヒーの産地視察に行って参りました。
コーヒー農園や工場などの紹介については、インドネシアレポート をご覧頂くとして、ここでは数回に分けて、私が旅の最中に個人的に感じた事や興味を持った事などを中心に(コーヒーに関する事からは少々脱線して…笑)お送りしたいと思います。

07.11.28 Wed

★出発の巻

日頃の夜型の生活習慣が祟ったのか、緊張したのか・・・
一睡もしないまま、AM6:00 自宅から成田空港に向かう。

空港に到着すると、まずはお金の両替。
事前情報では、日本国内でのインドネシア通貨(ルピア)への両替は出来ないとの事だったので、日本でドルに替え、現地でルピアに両替する予定だったが、成田空港の両替所(三井住友銀行)では、¥からRp.(ルピア)に直接替える事ができた。

ちなみにその時のレートは、1Rp.=¥0.014(分かりづらい・・・)
少し分かり易く言うと、10,000Rp.=¥140。
日本円の感覚でルピア紙幣を手にすると、すごくお金持ちになったような気がしてしまいます。
ジュースを買うのでも10,000Rp.札を出す訳ですから、感覚がつかみづらいですよね…。
(この『金銭感覚がつかめない感じ』はインドネシア滞在中ずっと続くのでした・・・)

インドネシアルピア紙幣


両替後、出国手続きを済ませ、今回の旅に同行していただく、
I社のお二人のうちの一人、Iさんと合流。
いざ出発!

一睡もしていなかったため、機内で睡眠を取ろうと決めていたのだけれど、
飲み物や食事が次から次へと運ばれてくるので眠ろうにも眠れない・・・。
そのうち機内TVで映画「トランスフォーマー」を見始めたら、面白過ぎて全部見てしまった!
結局、2時間程の仮眠しかとれない始末でグダグダな始まりなのでした…(反省…orz)。

★ジャカルタ トランジット泊の巻

7時間の空の旅を経て、17:20 ジャカルタ空港に到着。
日本との時差は1時間(遅れ)。
飛行機を降りると・・・暑い!
さすがは1年中暑い国。
その上、インドネシアはこの時期、雨期のため、空気に湿気が多い。
「あぁ〜違う国に来たな〜」と実感。

インドネシア入国手続きにはVISAが必要。
VISA発行カウンターは、長蛇の列・・・。
大量の人が押し掛けているのに、なぜか処理するスタッフは2人・・・。
それは混むだろ…(笑)

VISAも発行してもらい、無事入国手続きも終了。
事前情報で「荷物を勝手に運んでチップをせびる輩がいるらしい」という事を聞いていたので、その辺は無事スルー。
いざ、外へ!
空港を出ると別世界。
色黒の現地の人々、ガラム煙草の甘い香りが混じる湿った暑い空気・・・
日本の凍るような乾いた寒さから一転、別世界へ降り立ちました。


この日はトランジット泊のため、空港内のホテルに宿泊。
部屋からは、飛行機が離着陸する光景が堪能出来る。
ウォン・カーウァイ監督の香港映画「恋する惑星」に出てくるシーンに少し似ていると思った。

JAKALTA AIRPORT HOTEL


夕食は『街に出て土地の料理でも食べよう』という事に。
タクシーで高速道路を飛ばして、現地の人が集う街へ。
それにしても・・・こちらの人達は、スピード出す!飛ばす!
なのに車間距離は日本の1/3!!
普通の道で100km/h 出す(笑)
運転は皆すごくうまいので安全なのだが、慣れないのでちょっと怖い。
ちなみにインドネシアの道路は左側通行なので日本と同じで違和感がない。
日本と違うのは、高速道路の中央分離帯の所に煙草などの広告がある事。
(高速運転中に脇見運転したら危ないんじゃ…ないの??…苦笑)

ジャカルタの道路


タクシーは地元の人々が集う街へ到着。
地元の人しか居ない、インドネシア料理店に入る。
ビールを置いていないというので、大人3人コーラを頼む。
(個人的に、瓶入りコーラをストローで飲めた事が嬉しい)
そして日本ではあまり見た事のない、肉をスープで煮たものやナシゴレンなどを食べる。
調味料が違うからか?今までに味わった事のない風味を堪能できて新鮮。美味しい。
店の床には何故か数匹の猫がトボトボ歩いている。
おこぼれを狙っているに違いない。
猫は痩せているが目が大きくて人なつこく、とても可愛かった。

ジャカルタのインドネシア料理店

ジャカルタのインドネシア料理店に居た猫


ビールが飲みたいという事になり、お酒が飲めそうなバーを探すが、一向に見つからない。
ふと気づく・・・
『ジャカルタに住む人は、ほぼ皆イスラム教だから、お酒は飲まないのだ!』
それでもあきらめず、ビールを探す。ビールを求めて!
かなり歩いたがビールが飲める店は1件もなかった!
結局、ビールが得られるのは、コンビニのみと分かる。
サークルK(インドネシアにもあるのね)で、瓶入りの冷えたビンタンビールをゲット。
道ばたで飲む。ウマイ!
水のように薄いが、この暑い国で飲むと最高に美味しい!
ガラム煙草(クローブ(丁字)を香料に使ったこの土地の甘い煙草)と共に楽しむ。
道ばたでは大音量で音楽(ダンスミュージック中心)が かかっている。
近寄って見ると、違法コピーCDを売っている店だった(笑)。
鳴っている音は結構良い音で、良いスピーカーを使ってる。
もしかすると、ジャカルタのクラブはアツいのかもしれない!(未確認)

ジャカルタのサークルK


タクシーで一路ホテルに戻る。
シャワーを浴びて(想像とは裏腹に大量の湯が出てGOOD)明日の用意など。
さすがに昨日からほとんど睡眠を取っていないので、くたびれた・・・。

就寝前、夜中の1:30。バスルームに行く。
水がまったく出なくなっている事に気づく・・・。
どういう事・・・?
さっきの湯の勢いの良さはどこへ・・・。


つづく・・・

南蛮屋


 
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