炭火焙煎珈琲工房 南蛮屋

炭火焙煎コーヒー 南蛮屋
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平井 誠一郎

社長の平井誠一郎です。
1971年にコーヒー業界に入り、南蛮屋を起こして30数年、この業界では古株となりました。色々なことに流行がありますが、今のコーヒーのあり方は40年程前のコーヒー専門店時代を思い起こさせます。ただ昔と大きく変わったことは、優れた少量生産のコーヒー生豆が容易に入手できるようになったこと。そして昔から変わらないことは、より良いコーヒーを追求し続けていることです。
お客様にもスタッフにも「小さな贅沢を売る店」が より実感できますよう経験を活かして、今少し頑張ってまいります。



2007年07月10日

続・社長の仕事

コーヒー寒天私の重要な仕事の一つに新商品の開発があります。
前回の『冷やし甘酒のもと』に続き今回は『コーヒー寒天』です。

この商品は原料を食品工場に支給して製造を委託する、プライベートブランド商品です。前年まで販売していたコーヒーゼリーの改良型商品として開発しました。ご存知とは思いますがゼラチンは動物の骨や皮のコラーゲンが原料で、寒天は海草(テングサ)から出来ています。ゼラチンと寒天、どちらが健康志向が強いか? おそらく大多数の人が寒天の方を選ぶと思います。
それもそのはず、寒天は植物繊維が大量に含まれ、おまけにカロリーは殆どない。
そんな訳で寒天を使ったゼリーの試作が今年2月から始まりました。
当初の予定では紙パックに入れた寒天をパックごと切って食べる「ようかん」のようなものを予定していたのですが、なかなか良い具合に固まらず失敗の連続でした。そんな中、伊那の寒天を使った試作品も硬さ不足でまた失敗かと思いつつよく見ると、柔らかいのにこしがあってプリプリしている。≪うまそー≫思わず食してこれがいい!!ほんの数秒で珈琲寒天の特性転換、これぞ失敗は成功の基。
固めのものから柔らかいものへの進路変更で完成したのが、今、各店で大好評をいただき品薄状態の『コーヒー寒天』誕生の秘話です。


PS
今後も社長及び各担当スタッフは日夜お客様に喜んで頂ける商品開発を自ら楽しみながら進めています、ご期待ください。

南蛮屋


 
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