炭火焙煎珈琲工房 南蛮屋

炭火焙煎コーヒー 南蛮屋
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松野 秀実

取締役営業部長の松野秀実です。
南蛮屋各店の支援及び卸販売の営業、企画マーケティング等を主な仕事としています。その他、人事管理・経理・総務・通信管理・機械メンテナンス・ちょっとした大工仕事等々。肩書は営業部ですが、職務は幅広く担当しており、南蛮屋のお店を裏から支えています。



2007年02月28日

的を得た接客

南蛮屋はコーヒーを販売する接客業。どの様な接客がお客様に喜んでいただけるのか、南蛮屋従業員はいつも考えます。自分も外で買い物や食事をするときなど、どうしても店員さんの接客が気になってしまいます。そんな中、今日の昼食時にはとてもよい接客を受けたのでそのお話をさせていただきます。

外回りの途中で昼食を取ろうとロードサイドのとんかつの屋さんに入りました。このお店はチェーン店で、最近店舗数も増え良く見かけるお店です。

席にすわりメニューを見ると、自分が食べようとしていたとんかつ定食に”松、竹、梅”と、3種類の大きさが記されていました。それぞれにグラム数は記されているのですが、大きさがピンと来なかったので、オーダーを取りに来た若い女性の店員さんに、「普通のサイズはどれですか?」と聞きました。
自分の予想では、手で大きさを示し「松はこれ位で、竹はこれ位です」と返事が来るのかと無意識ながら思っていたのです。しかし、この店員さんは違いました。

「すごくおなかすいてますか?」思いがけない問いかけに、「はい。すいています。」と私。「男性の方ですごくおなかがすいていたら”竹”がよろしいかと思います」「ではそれ下さい」 ほんの数秒のやり取りですが、とても的を得たイメージしやすい接客で、こちらとしてもとても気分が良くなってしまいました。

まさに今、自分が求めていたのは、空腹の自分のおなかを満たす為の適量はどの位であるかという事。手で大きさを示されていても、きっと大きさのイメージが良くわからずに注文していたと思います。「すごくおなかすいていますか?」と言うのは、この若い女性店員さんの、機転なのか器量なのか、それとも販売員としての才能なのか、いずれにしてもマニュアルであるとは思えません。もちろん接客中は終始笑顔。数秒のやり取りでとても気分が良くなってしまった私。単純なのでしょうか・・・。

でも確かにこの店員さんは、私という一人のお客さんを気持ちよくしてくれたのは確かです。
勉強させていただきました。

南蛮屋


 
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