炭火焙煎珈琲工房 南蛮屋

３月にオープンした南蛮屋ガーデンは、おかげ様で毎日沢山のお客様でにぎわっています。
庭の木々もやっと鮮やかな若みどりの葉っぱを沢山付け、ガーデン倶楽部の花も加わり、
むせるような春いっぱいの南蛮屋ガーデンです。

さて南蛮屋ガーデンの庭・建物には、工事に携わった者にしか判らないコトや、
遊びゴコロで造ったモノなどがいろいろあります。
そこで不定期（会長の気分次第）ですが、
何回かに分けてこちらで公開していきたいと思います。

初回は『サークル庭園を流れる小川の水源のナゾ』です。

下の写真は、昨年4/26（偶然ですが本記事文章の作成日は1年後の4/26でした）の井戸掘り工事の様子です。
近くを流れる中津川本流まで約100m、その川面までの高低差は約６m。
なので８mも掘れば水はコンコンと出ると思っていたのですが素人のあさはかさ、
最終的には22mほどボーリングして、やっと豊富な水源にたどり着きました。

ちなみに今の南蛮屋ガーデンが出来る前は駐車場で、砕石が一面に敷いてあり、
樹木は1本もありませんでした。
（写真の業者は厚木の和田ボーリングさんで県内の温泉も数多く掘っています。）

こちらの写真の右側にある円筒形のものがボーリングした井戸です。

その隣では勢いよく水が噴き上げています。モチロン汲み上げた井戸水です。
この水、年間を通して温度が一定で、夏は冷たく、冬は暖かい、優しい水です。
工事中はこの優しさを身にしみて感じました。

水の用途としては木々の水やりや、ガーデン倶楽部の花木用として、大いに役立っています。
飲料用としては保健所の検査は受けていないのですが、
工事中は皆さん美味しくいただいていました。
ただ写真の小川の水は温泉で言う｢循環かけ流し｣で、
補水しながら循環させているので、くれぐれも飲まないでくださいね。

円筒形の井戸はレンガに見えますが、実はセメントでレンガ風に造形してペイントしたものです。（ディズニーシー等で多く使われている工法です）
井戸のふたには南蛮屋のトレードマーク｢南蛮オヤジ｣が描かれています。
この他にも大小６個の｢南蛮オヤジ｣が目立たぬように存在します。
お時間のある方はぜひ探してみて下さい。

ゴールデンウイークの 5/1(土)〜5/6(木)、南蛮屋ガーデンでは 初夏祭 を催しています。
毎日お得+おもしろイベントを盛りだくさんに用意していますので是非遊びに来てください。

南蛮屋 会長　平井 誠一郎